野村忠宏選手引退!引き際にみる強い意志と生き様


特集-スパイラルビジネス 特集-転職
特集-起業 特集-資格取得
特集-マインド 特集-マーケティング

 


野村選手
出典:http://uz35.exblog.jp/7845154/

柔道家の野村忠宏さんが引退されました。

野村忠宏さんのオリンピックでの功績

  • 1996年のアトランタ
  • 2000年のシドニー
  • 2004年のアテネ

3つのオリンピックで金メダルを獲得した
柔道界のレジェンドが40歳でついに引退です。

通常、オリンピックで1つの金メダルを
獲得するだけでも素晴らしいことです。

それが、 
オリンピック3大会(12年)、3つの金メダルを
獲得するという偉業を成し遂げた野村忠宏さんは
本当に歴史に残る柔道家だったと思います。

野村忠宏さんの印象

もう一つ印象に残っていることは、
一本の多い柔道家だったということです。

寝技ではなく立ち技にこだわり、
見ている者に柔道の醍醐味を見せてくれました。

またバラエティーセンスに富んでおり、
バラエティー番組に出演したときには、
視聴者が喜ぶようなコメントを数多く発し、
見ているものを楽しませてくれました。

引退後は後進の指導に当たると思いますが、
現在、バラエティーで活躍している
天理大学の先輩である篠原さんとコンビで
バラエティー番組にも出演してほしいものです。

野村忠宏の人脈

今回の引退にあたっては、
野村選手が全日本実業を個人選手権を最後に引退する、
と事前に発表したため、昨年の入場者の倍の観客が
駆けつけたとのことでした。

これほどの偉大な選手の最後を目に焼き付けたいと
思ったということでしょう。

野村選手は40歳まで選手を続けたことにより、
他競技の選手たちとの交流も多く、
北島康介さん、太田雄貴さん、大畑大介さんほか
多くの有名選手が会場に来て
直に野村選手の最後を見届けていたようです。

野村忠宏さんの強い意志と生き様

最後のインタビューを聞いていて、
これほどの実績を残した野村選手が
なぜ40歳まで現役を続けてきたのか、
そのことへの回答を話していましたが、
ビジネスにも大いに通じるものだと感じました。

オリンピックでの金メダルは、その瞬間は満足感、
そして達成感を得ることができる。

しかし、
それは瞬間的な満足感や達成感であり、
時間が経つとなくなる。

そして、
時間が経つにつれ、
「もっと強くなれる」「もっと強くなりたい」
と思うのだそうです。

ビジネスでも企画が当たる時もあれば
外れる時もあります。

例え、企画が当たったからといって、
それにしがみついていては先へは進めません。

成功した事は成功した理由を考え7、
失敗した場合は失敗した理由を考え、
今回の失敗を次にどのようにして活かすか
を常に考えることが必要です。

これは、ビジネスでも通じることだと思います。

そして、周りから何を言われようが
自分の意思を貫いた野村選手の生き様、
そして、引き際は素晴らしいものだったと感じました。

最後に、ボストン・レッドソックスの上原投手が
公式ブログで「野村忠宏選手に国民栄誉賞」を
と訴えていましたが、柔道界、そして日本に
これほど影響を与えた野村選手の功績は、
十分国民栄誉賞受賞に値すると思いますので、
受賞が検討されればいいですね。

 

同時に読まれている記事

 

>>> 目次ページに戻る

 

コメントを残す

このページの先頭へ