「笑う」ことでこんなに変わる(笑う効果)
この記事では、『「笑う」ことでこんなに変わる』
をテーマに話を進めていきます。
「笑う」ことの効果については、
一度は耳にしたことがあると思います。
「笑う」ことの効果についても、
『脳』の仕組みが関係しています。
まず、脳の仕組みについて見ていきましょう。
人間の脳の仕組み
『脳』は「良いこと」と「悪いこと」の判断が出来ません。
また、
『脳』は常に人間が思ったことを実現するように働いています。
日常、生活していると、いろいろな事をイメージすると思います。
- 楽しいこと
- 苦しいこと
- 嫌なこと
などいろいろです。
しかし、人間が見れば上記の3つの項目の中でも
プラスののイメージは「楽しいこと」だけです。
「苦しいこと」「嫌なこと」はマイナスのイメージですね。
しかし、脳は違います。
脳は、どれも同じレベルで大事なことだと判断します。
だから、人間がマイナスのイメージを思い浮かべると、
脳は、「マイナスイメージを実現したいんだな」と解釈し、
なんとかしてマイナスイメージが実現するように働きます。
次のような言葉を聞いたことありませんか?
- マイナスイメージは持つな、実現するぞ!
例
「鬱(うつ)」という病気があります。
この「鬱」という病気ですが、
あることを行うだけで、カンタンに
元気な人が「鬱」になるんだそうです。
この実験は学者が自分自身を実験台に行ったものとのことです。
この実験とは、
- ため息を1日1000回、3ヶ月続けるだけで「鬱」になる
というものです。
実際、この実験により学者は鬱になり、
この実験に関わった生徒により、
鬱を克服したとのことです。
「ため息つく」時というのは、
喜ぶときではなく、落胆した時ですね。
この件に関して、もう一つご紹介すると
- 上を向いてマイナスイメージは浮かばない
というものです。
「下を向くと、マイナスイメージ」
を思い浮かべやすいのですが、
「上を向くと、マイナスイメージ」
を思い浮かべずらいというのです。
確かに、自分で行ってみると「なるほど」って感じです。
「上を見る」という行動からは
マイナスイメージが浮かびにくいですね。
「笑う」ことは「良いイメージ」を与える
「笑う」という行動は、人間にとって、
本当に重要な行動のひとつです。
日常生活の中で、「笑い」がないと考えるだけで
絶望的になりますね。
笑ったあとの「高揚した気分」からマイナスイメージは
思い浮かびませんね。
実際、医療の現場でも「笑い」は取り入れられています。
現在、今社会現象となっている「認知症」患者に対し
「笑い」を見せるだけで脳波に影響がでてきます。
これは、「笑う」ことにより、
「免疫機能ホルモン」が分泌されるからとのことです。
また、笑うことで、「鎮静作用」と「快感作用」をもたらす、
「ベータエンドルフィン」というホルモンが大量に
分泌されるとも言われています。
サラリーマンであったも、起業家であっても、
日々の生活の中では
- 辛いこと
- 悲しいこと
- 悔しいこと
- 腹立たしいこと
などの感情をもつと思います。
しかし、その感情を持ち続けることで、
カラダには何らかの悪い減少をもたらします。
だから、ウソでも良いので「笑い」ましょう。
また、「下」ではなく、「上」を向きましょう。
そうすれば、脳が良い方向に導いてくれるでしょう。