強い意思を持つことだけが継続の秘訣じゃない
「「強い意思」だけが継続の秘訣じゃない」をテーマに話を進めていきます。
「強い意思を持つことだけが継続の秘訣じゃない」
というテーマですが、「強い意思が不要」
と言っているのではありませんので、
誤解なきようお願いします。
継続するには何が必要か?
特に目的達成が困難で簡単には達成できないことに
挑戦するには「強い意思が必要」だと言われます。
本当でしょうか?
この問いだけなら「Yes」ですね。
「強い意思」がなければ、
ちょっとしたつまずきでスグに諦めてしまいます。
しかし、この「強い意思」にも弱点があります。
強い意思の弱点
プレッシャーを強く感じることが大きな弱点といえます。
強い意思を持って挑戦することで、
色々なことを我慢していることでしょう。
また、家族や関係者に多くの負担をかけての挑戦だと
「絶対に失敗できない」というプレッシャーは半端ない
ことでしょう。
困難なことにチャレンジしているんだから、
思うような結果が出ない時もあります。
しかし、
大きな期待やプレッシャーが原因で
挫折感を強く感じてしまうことも少なくありません。
「強い意思」が重要なのは事実ですが、
挫折感を覚えてしまうほど自分を追い詰める
というのは良い状態とはいえません。
むしろ、
逆効果になってしまっています。
気楽に考えることで得られる効果
重要なのは、ゴールまでたどり着くことです。
「何があっても、たとえ遠回りしてもゴールに
たどり着く」と考えていればそれほどプレッシャー
を受けることもないでしょう。
プレッシャーで挫折してしまうくらいなら、
ゴールにたどり着くことさえ忘れなければ、
気楽に考えれば良いと考えます。
たとえば、
気楽に考えることで次のような効果が期待できます。
- ダメなら出直せば良いと考える
- 目先のことに集中できる
- 目標を柔軟に変えていける
一生懸命努力した結果、
それでも思うような結果が得られないなら
一度立ち止まって、作戦を練り直せば良いのです。
間違った状態で努力を続けるよりは、
余程良い結果につながると思います。
大きなものは小さく分解して考える
目標が大きすぎると思考停止に陥ってしまいがちです。
しかし、
たとえとてつもない大きな問題であっても
攻略する方法はあります。
それは
- 小さく分解すれば良い
のです。
大阪から東京まで自転車で旅をするとします。
いきなり東京までのルートを決定すると考えると
嫌になってしまいますね。
しかし、
- 大阪から京都
- 京都から滋賀
- 滋賀から岐阜
- 岐阜から愛知
- 愛知から静岡
のように都道府県レベルに分割し、
そして、分割したものを更に
市町村まで分割すると、
- 1日で進める場所、宿泊所、食事処など
を決めることができます。
このように、
目指す目標が大きすぎて前に進めないようなら、
達成するための作戦を立てることができる
レベルまで分解してみて下さい。
最終目的地である東京にたどり着くことが目標ですが、
日々の目標は分解した一番小さな目標です。
小さか目標の達成集中していれば、気づいたら
最終目的地にたどり着いていることでしょう。