40代無職で起業できるのか?成功するのに必要な条件とは?
40代といえば働き盛りの年代であり、育ち盛りの子供を持たれている方が多い年代でもありますね。
会社でのポジションも管理職になる人がいたり、平社員の人もいたりと実力だけでなく幸運・不運が入り混じったなんとも言えない年代でもあります。
中でも不運な境遇の場合は、ご自身や家族の病気や介護、または会社都合で職をなくした方もいると思います。
特に、40代で職を失った場合には30代までとは異なり、再就職自体が極端に難しくなる現実があります。
この記事では、「40代で無職になってしまった人が起業して成功出来るのか?」。
もし、起業で成功する条件があるのであれば、どのような条件かを見ていきたいと思います。
40代無職から転職の現実
先ほどもお伝えしましたが、40代で無職という境遇になってしまう理由には人により様々だと思います。
自ら職を手放す場合でも、それなりの大きな退職理由があることだと思います。
(1)ブラック企業に気をつけろ
最近では「過労から自ら命を絶つ」というニュースをよく目にします。
記事を読んでみると、休みはなく、毎日深夜まで働き、残業代も殆どつかないサービス残業が日常茶飯事。
それでいて、パワハラといえるような暴言を繰り返し、従業員を追い込んでいく会社。
これが、日本を代表するような会社も含まれているというのだから驚きです。
「労働基準法」という法律すら守れない会社が人気企業というのだから空いた口がふさがりません。
また、大企業ではなく、まさしくブラック企業という会社まで色々あります。
どちらにしても、何の経験もない入社1年目の新入社員が自らの命を絶ってしまうまで追い込むなんて・・・
でも、退職するという行動にでなかったのでしょうか?
なぜ、命を落とすまで追い込まれなくてはいけないのでしょうか?
(2)たとえ失敗しても社員個人が責任を取る必要なんてない
本来、雇われている側の社員が失敗したとしても、それも上司が部下を育てる一環であり、上司は部下が失敗した時のことを想定し対応する立場なのです。
だから、部下が失敗して会社に損害を与えたとか、損賠賠償するとか全く意味不明です。
会社は社員が意図的に会社に損害を与えたのなら別ですが、そうでなければ社員に給料カットや賠償請求などの責任を負わせることはんて出来ないのです。
会社に入社される方は、会社が理不尽な対応を迫ってきた場合は法的に守られていることを理解しておいて頂きたいと思います。
それほど精神的に追い込まれると怖いということです。
(3)当たり前でも命と健康が一番
ありきたりのことかもしれませんが、死を選ぶ勇気があるのであれば何でも出来ます。
少々の失敗なんか気にしなくなります。
何が言いたいのかというと、若い人だけでなく、たとえ再就職が難しい40代以上の年齢になっていてもブラック企業のような劣悪な環境で仕事を続けていても永くは続かないということです。
いずれ精神的にも肉体的にも追い込まれてしまいます。
そして、この状態が遅くなるほど立ち直るまでの時間は長くなり、再就職のチャンスも減っていくということです。
たとえムリをして頑張って働いても精神が参ってしまい、「うつ病」を患い最悪自ら命を絶つという行動につながってしまうからです。
このような状態になっては、職を失って家族に迷惑をかけるよりもずっと家族を悲しませることになります。
病気になって始めて実感するのですが、「健康が一番」ということです。
病気になってしまった瞬間に「やる気がなくなったり」「気力がなくなったり」、前に進むことが出来なくなってしまうからです。
しかし、健康であれば考えることができ、考えたことを実践することが出来ます。
この事がどれだけかけがえのないことか。
40代で無職になり転職を考えた場合、現実的にはかなり厳しいと言わざるえません。
ただ、40代であれば体力もあるのでアルバイトだって出来ます。
アルバイトで食いつないでいく中で次の展開を考えることだって出来ます。
40代無職で起業し成功する条件
ここでは40代無職の方が起業して成功するには何が必要かを考えていきます。
しかし、起業とはいっても大げさに考えなくて大丈夫です。
ここでの起業は、会社を立ち上げることだけでなく、会社に所属しないで自分自身で稼ぐ状態だと思って頂ければと思います。
「起業=自ら稼ぐ」と考えた場合、会社員と一番違うのは「労働の対価として給料を貰うのではない」ということです。
会社員のように決まった時間働けば給料が振り込まれるわけではないということです。
サラリーマンと違い誰も指示してくれませんので、自らが主体的に動かなければならない状態になるということです。
サラリーマンによく言われる「指示待ち族」ではダメだということです。
行動に対する結果に対しての受取方も重要です。
たとえ他人の責任だっとしても、全て自分の責任として考えることが必要になってくるということです。
理由は、好ましくない結果だったとしても、それを他人の責任にしたところで何も解決出来ないからです。
例えば、他人に仕事を頼んだのであれば、「頼んだ自分に見る目がなかった」と考えることで、次の対策が生まれてきます。
実のところ、起業に成功するのに年齢や経験は関係ありません。
「あんた何言っているの?」
と思われたかもしれませんが本当です。
会社を起こして従業員を雇って、事務所を借りてというのであれば別かもしれません。
しかし、自分や自分の家族が生活出来る分だけ稼ぐというのであれば、経験はあるに越したことはありませんが、それほど重要ではありません。
このブログでお伝えしている「スパイラルビジネス」であれば、いきなり大きな報酬を稼ぐことは出来ませんが、今後永く稼ぎ続けていくためのスキルを積み上げることで稼げるようになります。
ビジネスで重要なのは「求められているものが何かを理解し、その解決策を届ける」ということです。
だからといって、解決策となる商品やサービスを自分自身で作り出す必要はありません。
商品やサービスというのは、もともと対象となるお客さんが解決したいことを解決するための一つの手段です。
ということは、お客さんが求めているものが何かを理解できれば、その解決策となる商品を見つけてきて紹介すれば良いだけです。
どうですか? 難しいですか?
これだけだと難しく感じるかもしれませんね。
しかし、ネット上のサービスでは商品を持っている広告主さんが、商品紹介用のホームページを作り、そのホームページを紹介してくれる方に向けての紹介文やターゲット顧客に関する情報も提供してくれています。
だから、あとはネットでその商品で問題を解決して欲しい人を探して紹介するだけです。
これが特別なスキルや知識が必要ないという理由です。
もし、実際に営業マンとして仕事をしていたのであれば、営業マンとしてのスキルは大いに活用できることでしょう。
理由は、営業活動のプロセスがブログで商品やサービスを販売する過程が同じだからです。
まとめ
「40代無職で起業できるのか?成功するのに必要な条件とは?」がこの記事のテーマだったわけですが、結論は40代無職でも起業は可能です。
その理由は、従業員をやとったり事務所を借りたりという固定費が必要なタイプの起業であれば、金銭的な負担を極限まで減らして起業できるからです。
そして、起業に関しても消費者と広告主の間をとりもつ中間業者として起業するのであれば、特別なスキルは不要です。
ただ、「お客さんである読者さんが困っていることを解決する」ことを意識して何事も他人の責任にすることなく、自分自身の意思で行動し、真剣に働くことが出来れば、現在40代無職であっても起業を成功させることは可能です。
今回の内容で良くわからない場合は下記の参考記事をご覧ください。
参考記事
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01 | ビジネスは他責思考ではなく、自責思考が必要 |
02 | ビジネスマインド(意味と醸成ポイント) |
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