女性が40代で起業して成功するのは難しい?そうでもない?


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この記事では40代の起業、特に女性が40代で起業することが難しいのか、そうでもないのかをテーマに話を進めていきたいと思います。

起業で成功といっても人それぞれの価値基準がありますので、そのあたりから見てみましょう。

何をもって起業を成功とするのか

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よく新しいことにチャレンジした場合に、「成功した」、「失敗した」ということが話題になります。

しかし、この「成功」や「失敗」というのは、人それぞれによって基準が違います

人それぞれ、何に価値を感じるかは違います。

例えば、ある人が「自分はチャレンジに成功した」と思っている場合でも、まわりから見れば、「あのチャレンジは失敗だった」と思ってもいるかもしれません。

これは明らかに成功というものに対する価値基準が違うからです。

また、ある人は年収を1,000万円以上稼ぐことができれば成功という人もいます。

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しかし、違う人は楽しみながら自分の思ったことを商売のネタにして生活ができるレベルに稼げれば成功という人もいます。

決してどちらが正しいということではありません。

20代で子供を抱えて家族の生活を守らなくてはいけないという場合には生活費だけではなく、子供の養育費や経済など必要な経費も大きくなるので、最低でも生活費に困らない程度は稼ぎたいと思うでしょう。

しかし、同じ起業であってもすでに子供は大きくなり、夫も働いており、特別多くのお金が必要では無いと言った場合には、お金に重点を置くよりも自分の気持ちや行動に重点を置くことで満足度を高めようといったことも成功の1つの形態だといえます。

だから、女性が40代で起業する場合、どのような状態になれば、自分は起業してよかった(成功)と感じるのかを起業する前に十分に考えておく必要があります。(もちろん、男性もですが・・・)

起業の成否を判断するのは他人ではなく自分です。

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別に会社を大きくする必要なんてどこにもありません。

実際世の中には会社を大きくしようと思えばできた会社でも、あえて会社を大きくせずに経営者から従業員まで生き生きと働き幸福を感じながら、日々生活を送っている会社は山ほどあります。

そのような会社は従業員の定着率も高く、従業員個人個人が生き生きとして働いています。

当然その会社のトップである社長は生き生きとした従業員の姿を見るだけで幸せに感じることでしょう。

個人で起業する場合も一緒です。

自分の価値基準を満たすことが出来れば満足度は高まりますし、向上心も自然と高まっていきます。

どこを目指すのかで起業の難易度は大きく変わる

ここでは、起業の難易度について見ていこうと思います。

起業とひと口に言っても「規模の小さな起業」から「規模の大きな起業」まで、大小さまざまな形態があります。

よく雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられる起業というのは、従業員を雇い、設備投資が必要なそこそこ大きな会社を起業するというような意味で捉えられる場合が多いです。

このような規模の会社を起業する場合には、初期投資に加えて会社運営のための費用(固定費+運用費)もかさばるため、より綿密な資金計画が必要となります。

というのも、起業したものの倒産に至る1番の大きな理由は、資金的な問題だからです。

しかし、同じ起業する場合でも、個人で資金をかけないで起業する方法だってあるわけです。

また、勤めている会社が禁止しているのでなければ副業という形で起業することだって可能です。

場合によっては会社というような形態を取らずに副業という形で起業準備を行うことだって可能なわけです。

起業の難易度を見る場合にどのレベルで起業するのかということを決めるのはすごく重要です。

この記事のテーマは、 40代の女性が起業をするということをテーマにしていますので、起業を目指すのであれば、自分ひとりで起業し、出来るだけ資金負担の少ない起業をお勧めします。

個人で起業する場合であれば、人を雇ったり、事務所を借りたりといったことも必要ありませんので、通常の起業と比べれば資金負担は大きくありません。

固定的に発生する費用が少なければ、思うような売上が上がらず、一時的に生活が苦しくなった場合には数ヶ月アルバイトをするなどでしのぐことだってできます。

現在会社勤めをされている場合でも、ブラック企業に勤めているであったり精神的に病んでいたり、体を壊しているといった場合は、冷静になって考えて頂きたいと思います。

当たり前のようですが、「健康」あってこそ働くことが出来ますし、生活を楽しむことが出来ます。

また、医療費などの支出も必要ありません。

しかし、体力が落ちてくる40代ともなれば、これからの人生を考えて、新しい生き方を考えるのも必要だと思います。

「そんなこと言っても、給料がなければ生活できない」

と言われるかもしれません。

しかし、よく考えてみて下さい。

ブラック企業に努めていても雇用は安定せず、働いた分の給料ももらえないのです。

更に、体を休めたり生活を楽しむための休日だってないのです。

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このような状態が続けば、ほんの少しの給料のために体を壊し、僅かな給料も医療費に消えてしまうのではないでしょうか?

そのような状況ならアルバイトしながら起業準備を行うほうが精神的にも良いのではないでしょうか?

また、ブラック企業のような労働環境の厳しいところで働き続けることができる方であれば、アルバイトしながら起業準備することなんて何の苦労もなくこなせると思いますよ。

このようなことを言うと「私には起業するよな力がない」と思われる方がいると思います。

しかし、 20年前と現在では労働環境は劇的に変化しています。

現在では、 20年前になかったITが進化し、高速インターネットが月額数千円で活用できる時代です。

また、自ら動画を撮影して無料でネット上に公開することが出来、広告収入を得ることだって出来ます。

現在は個人で特別なスキルがなかったとしても、稼ぐための手段は山のようにあるということです。

ただ、多くの人は仕事といえば、「どこかの会社に勤める」ということと教育されているため、自らの力で起業しようとは考えないという傾向があります。

現在安定した生活を送っているのであれば、その生活を放り出して起業することなんてありません。

ただ、安定しているように見える大企業でも経済環境の変化や不祥事で一気に倒産に追い込まれる時代です。

いつまでも安定した生活が保証されているわけではないので、余裕のあるときこそ、余裕をもって少しづつ起業準備をしてみるのも良いと思います。

次はどのようにして起業するのかということを次に考えてみたいと思います。

40歳を超えて何で起業するか

(1)経験のある分野

サラリーマンの多くの方が起業を検討する時にまず考えるのが「今まで自分が経験したこのある分野」での起業です。

しかし、転職するなら別ですが、会社員として働いて身につくスキルというのは、全体が100とした場合には30%もないのではないでしょうか?

「そんなことないよ」と思われるかもしれません。

しかし、会社という組織では、個人が担当できる範囲というものは全体の中のほんの一部分です。

会社の中ではスペシャリストと言われていた場合でも、その専門知識を持って独立してする場合には、必ずしも十分なスキルではないということが珍しくありません。

個人で持っているスキルを欲している分野がある場合のみ有効でしょう。

この分野で独立する場合は、今お勤めの企業と競合するかもしれませんので、十分検討する必要があるとともに、どうしてもリスクが高くなる分野だと思います。

(2)興味のある分野

興味のある分野で起業を考える場合、趣味として興味があるのと、ビジネスとしてお金をもらう対象になるのでは全く違うので、起業する前の十分な検討が必要です。

趣味であれば商品を売るということを考えなくても構いませんが、ビジネスとなれば、お客さんに商品やサービスを購入してもらえなければ、ビジネスとして成り立たないからです。

興味のある分野で起業するということは決して悪くはありません。

しかし、自分が何をどのようなお客さんに商品やサービスを提供することで、お客さんの満足が提供得られるのかということを十分に考える必要があります。

興味のある分野で起業する場合も極力投資費用が少ないものを選んで、初めは副業から始めることをおすすめします。

(3)特別なスキルや資格が必要な分野

40歳を超えて起業を考える場合「特別なスキルや資格が必要な分野」で起業を考える方がいらっしゃいます。

もともと特別なスキルや資格を持っている場合には問題ではないかもしれません。

しかし、自分が持っていないスキルや資格が必要な場合には、自分でスキルを身につけたり、資格を取得することが必要です。

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または、スキルを持っている人を見つけてくる必要があります。

ただ、40歳を超えてから新しい特別なスキルを身につけたり資格を取得するのはオススメできません。

理由は、「時間」と「効果」の面で不利だからです。

理由は、資格はあくまで資格であって、資格を持っているからといって、仕事を頂けるわけではないからです。

最近では、難関資格である弁護士や医者であっても競争が激しくで思うようにお客さんを集められない状態です。

40歳を超えてから独立を考える場合、失敗して後がない状態になることは絶対に避けなければいけません。

だから、自分が持っていない特別なスキルが必要な分野で起業を考える場合は、信頼のおけるスキル保有者をパートナーとして見つけられば場合のみ有効だと思います。

(4)経済的負担の少ない分野

40歳を越えて独立する場合に、私が思う最も重要な事は「経済的負担の少ない分野」だということです。

ビジネス雑誌やテレビなどで起業といえば、会社組織を作って従業員を雇って社長と従業員がいる形が一般的です。

従業員を雇うということは組織で仕事をすることにほかならないので、経営者の思いを従業員に伝えたり、指導したりするマネジメントに関するスキルが必要となります。

しかし、起業するからといって必ずしも従業員を雇わなければならないわけではありません。

この記事の冒頭でもお伝えしましたが、20年前と現在では社会の環境が大きく変化しているからです。

個人であっても一昔前の会社レベルの稼ぎを得ることが可能なのです。

それを可能にしているのがインターネットなどのIT技術です。

現在は高度なIT技術を安価で活用できる時代で、年配者から子供までネットの活用に躊躇しない状況です。

このような状況の中では、起業といっても初期投資を極限まで減らして、リスクを負うことなく起業が行える分野が数多く存在します。

昔のようにビジネスをするには「会社対会社」や「会社対個人」ではなく、「個人対個人」のダイレクトなビジネスが行えるうことが可能な時代になっています。

このような背景から、男女問わず40歳を超えてから起業を考える場合には、この経済的負担が少ない分野での起業を考えることをオススメします。

特別なスキルや経験がなくても起業できる理由

先ほど、昔と異なり、現在は「個人」と「個人」の取引(ビジネス)が日常的に行われる時代になったとお伝えしました。

スマホの普及率も向上し、多くの人が日常的にWeb検索を行っています。

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Web検索では、「深い悩み事」から「ふと思いついた疑問点」など様々なことが検索されています。

そして、検索結果となるサイトやブログには検索キーワードに関する情報とともに検索キーワードの解決策となる商品やサービスが紹介されていることがあると思います。

もしかしたら、あたなたも知らず知らずの内に上記のような経験をしているかもしれませんね。

「深い悩み事」を記事にする場合は記事内容もそれなりに充実したものが必要になります。

しかし、ドラマに関する内容だったり、芸能人に関する内容だったり、自分が使っているコスメに関する内容などは、特別な知識がなくても記事が書けるものも少なくないと思います。

もし、書いた記事にアクセスを集めることができれば、それだけで報酬を得ることが可能になります。

また、その記事のテーマに関係する商品を紹介することでも報酬を得ることが出来ます。

今は検索キーワードの解決策をブログやサイトで提供する例でお伝えしましたが、別にブログやサイトでなければならないわけではありません。

YouTube動画であっても構わないわけです。

YouTube動画といえば、ユーチューバーが市民権を得て、小中学生のあこがれの職業にもなっています。

実際、動画は無料のツールを使って簡単に作れる時代になりましたので、小中学生がスマホなどを活用して動画を撮影しネット上に投稿している例も数多くあります。

このYouTube動画も視聴者が多ければ報酬を得ることができます。

ユーチューバーはまさしく、多くの視聴者を集めることで報酬をえています。

簡単にいえば、リアルの店舗と同様、ブログやサイト、YouTube動画であっても人を集めることができれば広告媒体としての価値が高まり、個人であっても報酬が得られるということです。


このように、現在では特別なスキルや知識がなくても検索ユーザーが求める情報をブログやサイト、YouTube動画で提供することが出来れば報酬を得ることが可能な時代なのです。

決して特別なスキルや知識、経験なんかは必要ありません。

20年前だったら大金が必要だったものがインターネットを活用することで安価に誰もが活用できるビジネスがネットビジネスです。

だから、怪しく思われているネズミ講の「ネットワークビジネス」とは全く別物ですので、心配は必要ありません。

まとめ

この記事では「40代女性が起業」をテーマに話を進めてきました。

40代で起業を検討される方なので、意識が高い方だと思います。

既に高いスキルと経験をお持ちかもしれません。

しかし、40歳を超えてから会社をクビになった、ブラック企業に努めていて体が持たないなど、正社員として就職したくても出来ず、仕方なく起業を考える方もいると思います。

20年前であれば「そんな考えでは甘い」と一層されたでしょうが、現在は違います。

やる気さえあれば、会社に頼らずとも自分の生活を守るために必要な資金は自分自身で確保することが出来ます。

ただ、アルバイトのように1ヶ月働いてすぐまとまった収入があるわけではありません。

しかし、給料をもらう職業は職を失った瞬間にそれから先の収入を得る手段をなくしてしまいます。

しかし、自分のビジネスを持つということは、継続して稼ぐための仕組みづくりと同じなので、一度仕組みが出来てしまえば、数ヶ月働けなかったとしても自動的に収入を得ることは可能になります。

理由は、仕組みが出来上がれば労働に対する対価としての給料ではなく、売上に対する報酬となるため、ブログやサイト、YouTube動画を店舗として公開しておけば、自分の労働とは離れたところで報酬が発生するからです。

40歳を超えて就職できなくて困っているというのであれば、一度空き時間を使うなどして、また、副業としてチャレンジしてみる価値はあると思いますよ。

 

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