40歳からの資格取得について考える


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40歳を超えて資格の取得を考える時、
漠然と資格を取得したいと思うのではなく、
「資格を取得することで何を得たいのか」(目的)
を明確にすることが重要です。

例えば、以下のようなことです。

  1. 現在の仕事でどうしても資格が必要になった
  2. 転職を希望する会社での採用条件に資格が明記されている
  3. 自己啓発として資格を取得したい
  4. 収入を増やしたい

など。

4つの例をあげてみました。

4つの中でも、特に次の2つの項目については注意が必要です。

2.転職に必要

4.収入を増やしたい


理由を説明していきます。

shikaku

転職目的

転職に「資格が必要」という場合でも、
難易度が低く、試験勉強の期間が短い、または、
自己啓発としてチャレンジするのでであれば問題ありません。

しかし、転職が目的になると話は別です。

特に企業が40歳以上の人材を採用する場合は、
資格取得者を求めているというよりも、
即戦力となる人材を求めています。

また、マネージャーとして部下をまとめる
マネジメント能力に長けている人材を求めている場合が
多くなりますので、コニュニケーション能力についても
求められます。

たとえ資格を取得していてもマネジメント能力や
コミュニケーション能力が低い場合は採用に
至ることは無いでしょう。

転職目的で資格の取得にチャレンジする場合は、
資格だけでなく、ご自身のマネジメント能力
及びコニュニケーション能力についても
よく分析しておきましょう。

収入増目的

「収入増を目的」に資格の取得にチャレンジする場合も注意が必要です。

理由は、「資格の取得」が収入増につながらないケースが多いからです。

資格のなかでも、
「弁護士」「公認会計士」「税理士」といった、
難易度の高い資格については、
「チャレンジしたものの結局取得できなかった」
ということも珍しくはありません。

難易度の高い資格に合格するためには、
独学での合格は現実的に難しいといっても良いでしょう。

だから、大半の方は予備校に通うことになると思います。

しかし、
予備校に通うとなると1年間で20万円以上の資金は
必要となるので、家計にも大きな影響を与えることになります。

また、受験期間も1年というより、数年間という方が多いはずです。

資格に合格する前の受験段階で、
収入を増やすどころか、支出の方が多くなってしまします。

また、資格に合格できたとしても、収入が増えるとはいえません。

というのも、現在では、高難易度の資格取得者自体が余っていること。

また、企業は資格ではなく、
業績への寄与という結果を求めている
からです。

このように、高難易度の資格へのチャレンジは
「生活面」への影響も大きく、家計への負担が大きくなる
ので、
この当たりのリスクも十分予測して検討することが重要です。

まとめ

1.何を目的に資格の取得にチャレンジするのかを明確にする

2.資格の取得がもたらす良い面悪い面の両面を冷静に把握する

3.家族の理解を得る
 

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