さっしー ディナーショーが大成功した理由!それは・・・
先日、アイドルのさっしーこと指原莉乃さんがディナーショーを開催し大成功したとの記事が流れました。
そして、今回の成功は「今後の若手アイドルのディナーショーを成功させるヒント」になりうるという意見もありました。
今回、これらの関連記事を読んでビジネスに活かせるヒントがあると感じましたのでご紹介したいと思います。
自分を支持してくれる人は誰なのか
「年齢層高すぎやろ! 自民党の資金集めパーティーか?」
は何だかわかりますか?
実はこれ、
先日行われたアイドルさっしーこと指原莉乃さんのディナーショーにゲスト出演したフットボールアワーの後藤輝基さんの第一声で、ステージに立ち、客席を見渡した時の感想のようです。
アイドルのディナーショーですよ。
そのディナーショーに来ているお客さんを見て「年齢高すぎ」というのですから、どれだけの年齢層だったかがわかりますよね。
実際、参加されていたお客さんの年齢層は「40~50代」だったそうです。
面白い現象だと思いませんか?
地下アイドルではなく、トップアイドルグループに所属するアイドル開催のディナーショー参加者の年齢層が中年なんて。
でも、この現象をみて、実に現実を理解しているなと関心させられました。
支持してくれるファンを喜ばすために
アイドルといっても最近のアイドルは個人というよりグループで活動しているアイドルが全盛ですね。
昔と比べると「握手会」というファンイベントが主流なのも時代の移り変わりを感じさせます。
さっしー(指原莉乃)が所属するAKB48グループは、CDが売れない時代にもかかわらず、今だにミリオンヒットを継続しています。
しかし、
意地悪な言い方をすれば、CDではなく、「握手会への参加券を得るためにCDを買う」というのが現実のようですね。
事実、握手会の回数が少なかったり、CD購入者イベントが少ない時には、CDの売上は大きく下がるようです。
この握手会ですが、見方を変えると、ネットビジネスの「アクセス解析」と同じです。
というのも、
大勢のメンバーで構成されるグループの中の一人だと、自分のファンの姿が見えません。
しかし、握手会は見込み客ではなく、
「お金を払ってまで会いに来てくれた自分を応援してくれているお客さん」
です。
また、何度も握手会に足を運んできてくれるファンは優良顧客と一緒ですからね。
このファンの姿を確認し、そして、短時間であっても直に会話することで、ファンが望んでいることや興味のあることを把握することが出来るようになります。
自分のファンを喜ばそうを思えば、「自分のファンが喜ぶことをリサーチ」して形(イベント)にしていくことが重要なんです。
絞込が必要:全ての人を喜ばすことはできない
これまでのアイドルといえば、
「かわいくて当たり前」
だったと思います。
しかし、SNS全盛の現在、個人が自己プロデュースをして情報発信することで、ファンを増やしていくことも珍しくありません。
また、ファンの方も、「かわいいから応援する」だけではないようです。
だからこそ、
この自己プロデュースを行うにしても、
「自分は誰を喜ばしたいのか」
を明確にすることから始めなければなりません。
人にはそれぞれ趣味趣向があり、一つのものを見て「かわいい」と感じる人がいれば「かわいくない」と感じる人もいます。
アイドルについても、
「かわいい」
ことよりも、
「面白いことを言ったり」
「楽しませてくれる」
情報発信力のあるさっしー(指原莉乃)のようなアイドルを応援する客層が存在し、その規模は決して小さくないということです。
今回、さっしー(指原莉乃)のディナーショーについては、34500円という価格設定で、通常のディナーショーからするとそれほど高いわけではありませんが20代前半のアイドルが行うイベントにしてはかなり高額だったはずです。
しかし、結果は即売でした。
これも、ファンの年齢層を把握しているからこそとも言えるのではないでしょうか?
自由に出来るお金が少ない20代のファンではなく、比較的自由に出来るお金を持っている40代から50代のファンが多いんですからね。
アンチの中には「絶対失敗する」と思っていた人たちもいたようですが、蓋をあけてみれば大盛況。はずれです。
ディナーショーの内容についても工夫があったようです。
一般的なアイドルが行う内容とは異なり、
「さっしー(指原莉乃)のファンが喜ぶ演目」
を用意したとのこと、ファンも喜んでいたようです。
具体的には、持ち歌を一切歌わず、ファン層の青春時代のアイドルの歌など・・・
ファンの人たちも指原莉乃というアイドルが好きで、歌についてはそれほど重要視していないということでしょうね。また、それをわかっていたんでしょうね。
この結果を生み出したのは、まさしく「マーケティング」であり、
うまく自分を応援してくれているファン層を特定し、そのファン層が喜ぶ内容(サービス)を提供したものだと思います。
応援してくれるファンが多ければ、アンチが多いのも指原莉乃というアイドルの特徴です。
嫌われることを恐れないで人と違うことを行った結果が良い結果を生み出したのでしょう。
人間、人から嫌われたくないものです。
しかし、誰からも好かれたいと思っても思うような結果は得られません。
ネットビジネスも同じ
ネットビジネスも同じです。
全てのお客さんを対象にするということは、全てのキーワードを狙うことと同じです。
全てのキーワードを狙ったところで、ライバルが多いだけでなく、“強いライバル”が山ほどいます。
しかし、リサーチを行うことで、勝負できるキーワードを見つけることが出来ます。
勝負できるキーワードが見つかることで、そのキーワードからターゲットとする読者さんのニーズを知ることができ、アクセスを集めることができ、報酬獲得へとつながっていきます。
このことからも、
現在ネットビジネスを実践する上で行っている「リサーチ」はリアルのビジネスでも十分活用できるマーケティングのスキルだと言えます。
ネットビジネスの実践を通じて習得したマーケティングスキルは、リアルビジネスの現場でも大いに威力を発揮することが出来ます。
ネットビジネスの中でもサイトアフィリだけでなく、YouTubeについてもキーワード選定が命といっても良いほどの重要なプロセスです。
今回のテーマである「ターゲットの設定」についても意識してリサーチしてみて下さい。
意識することで、
ブログを新たに開設する時には、どのような記事が読者さんに役立つのかがイメージ出来るようになります。
是非実践してみて下さいね。
まとめ
今回のテーマで記事を書くのに指原莉乃さんに関する記事をリサーチしました。
当然ファンではないので当たり前なんですが、今まで表面的なことしか知らなかったなと感じました。
今年は総選挙で2連覇を達成したこともありウエブ上ではさまざまな記事が溢れていました。
中には「あんなブスが」とか「面白くない」というアンチの意見が目に付くものですが、
「自分のファンを大切にする」という方針さえ明確であれば、これらネガティブな意見は無視すればいいんですよね。
いくらアンチの人たちに向けて情報発信したところでファンにはなってもらえないし、ファンになってくれたとしても、そのために要する労力を考えるとビジネス的にもスルーする方が得策でしょう。
今までの記事でも「属性」について触れてきましたが、「属性」こそがターゲット層を明らかにするので重要だということがわかりますね。
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