売れないと思っていても突破口はある
「売れないと思っていても突破口はある」というテーマで話を進めていきます。
受け入れられる部分はあるのか?
ビジネスを行う際、ネットビジネスでもリアルビジネスでも
販売する商品やサービスが受け入れられる部分を
見つけ出さなくてはなりません。
その部分が見つかったあとは、
その部分に興味を持っている人を見込み客として
集客する方法を検討していくことになります。
しかし、
人は一部の印象で「出来る」「出来ない」を判断する傾向があります。
例題として、
マーケティングに関する例題として用いられる機会が多い
次の2つの事例を見てみましょう。
- アフリカの原住民に靴を売る
- エスキモーの方たちに冷蔵庫を売る
アフリカの原住民の人たちは靴を履く習慣がありません。
このことから、次の2つの考え方を例題に考察が行われます。
- 靴を履く習慣がないのだから、「靴なんて売れない」
- 靴を履く習慣がないのなら、やり方次第で「これから靴はバンバン売れる」
もう一つのエスキモーの方たちに冷蔵庫を売る場合も同様です。
では、上記2つの事例の場合、
どのようにしたら売れるのでしょうか?
どうしたら売れるのか?
このように一見売れそうに感じない環境でも、
売れる部分を見つけるヒントがあります。
それは、「本質を探る」ということです。
これこそ、マーケティングで学んだ内容ですね。
具体的には、
- アフリカの原住民の方々が靴を履きたくなる理由は?
- エスキモーの方々が冷蔵庫を欲しくなる理由は?
この質問に回答するためには、
対象となる人たちの生活についてもっと知る必要があります。
日々の生活環境や困っていること、その中でも
家計に大きく影響していることはないかなどを探る。
マーケティングでいう「リサーチ」の部分が重要だということです。
人が商品やサービスを購入するには理由があります。
だから、その理由を見つけ出し、
見込み客にそのことを気付いてもらうことが出来れば
商品やサービスは売れることにつながります。
例えば、冒頭の2つの課題を再度みてみましょう。
アフリカの原住民に靴を売る
アフリカの原住民の方々に靴をはく習慣はないのは事実です。
しかし、詳しくリサーチしていくと、
- 足を怪我する事が多く、仕事に出れない期間がある
をいう事実を聞いたとします。
立派な靴をはく理由ができましたね。
エスキモーの方たちに冷蔵庫を売る
エスキモーの方々は寒いことろで生活をされています。
だから、
食品が腐らない目的で使う冷蔵庫は不要だと想像します。
しかし、リサーチを進めると、
エスキモーの方々が住んでいる所は、
食材を適温で管理できる温度を遥かに超えるほどの
寒さであることがあきらかになりました。
その結果、
- 食材が腐ることはなくても凍ってしまう
のです。
凍るということは、食すためには解凍する必要があります。
しかし、適温まで解凍するのも簡単ではないですね。
- 適温で食事をすることが出来ない状態
だということです。
この例についても、
立派な冷蔵庫を欲しくなる理由ができましたね。
この2つの事例はあくまで事例ですが、
同じように本質を探っていくことで、
売れないと思うものでも売ることが可能
になることに気付いて頂けたと思います。
物事の一部分だけで判断するのではなく、
リサーチにより本質をつかむことで、
突破口を見つけることはできるということです。