失敗の本質(それは本当に失敗か?)
「失敗の歩荷質(それは本当に失敗か?)」
というテーマで話を進めていきます。
誰しも「失敗した!」と思う時はあると思います。
しかし、本当に「失敗」なのでしょうか?
失敗とは?
「失敗」を辞書で確認してみると、次のように書かれています。
失敗とは、
- 物事をやりそこなうこと
- 方法や目的を誤って良い結果が得られないこと
(出典:Goo辞書)
「やりそこなう」や「誤って」というキーワードから
あらかじめ正しい「やり方」や「手順」などが
明らかになっており、定められていると言えます。
未知のことは対象ではないということです。
失敗することの重要性
「失敗」という言葉からは好ましくない状態を
イメージすると思います。
しかし、失敗することは悪いことばかりではありません。
例えば、次のようなことです。
- トライしなければ失敗はしない
- 何もしなければ新しいものは生まれない
- 失敗しないとわからないことがある
「失敗する」といっても、多くの失敗は
再起不能に陥るような失敗ではありません。
また、失敗することで、実体験として
間違った手順や方法に気づくことができます。
再起不能な失敗以外は「●●」
歴史的発明家のエジソンは、現代の私たちの生活に
なくてはならない発明を多く生み出しています。
実験で失敗した数は5000回以上にも上るとのことです。
しかし、エジソンは「失敗」ではないと言っています。
どのように言っていると思いますか?
エジソンは、「上手くいかない方法を発見しただけ」
と言っています。
実験の失敗はエジソンにとっては失敗ではなく、
『学び』だということですね。
この「失敗」ではなく、「学び」ということで、
随分と受けるイメージは違ってきます。
あなたが思っている「失敗」は「学び」ではないですか?
もしかしたら、
失敗の本質は「学び」なのかもしれませんね。