イオンのPB戦略見直しを考える


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イオンがPB戦略の見直しを図ると報道されました。

PBの戦略変更について考えてみたいと思います。

イオンのPB戦略見直し

イオンのPB戦略見直しがどのような内容かというと、
イオンが展開しているPB(トップバリュー)の
商品展開において重視することを大幅に見直すとのことです。

今まで「トップバリュー」が重視いていたのは「価格」です。

イオングループでは、昨年の消費税増税に伴い
消費者がより安さを重視すると判断し、
「トップバリュー」商品を重点的に展開しました。

しかし、この判断が裏目にでることになります。

PB商品中心の品揃えの影響

売り場に「トップバリュー」商品ばかりが
並んでいたらどのように感じるでしょうか?

これはコンビニでも感じることですが、
パンなどPB商品ばかりが並んでいると
買う気が失せてしまいます。

なぜかというと、
そもそもパンなどはナショナルブランドと比べ
そんなに安さを感じないし、商品自体に魅力を
感じないからです。

PBを展開している企業の儲けだけを
考えているようにしか感じません。

(個人的な感想です)

それでも、ナショナルブランドの半額で、
品質も同等であれば購入するかもしれません。

しかし、
さほど価格メリットを感じなければ
消費者の商品を選ぶ楽しみが減るだけで、
商品自体に魅力を感じないかもしれませんね。

商品を選ぶ楽しさ

消費者は必要だからという理由だけで買い物を
するのではなく、購入する商品を「選ぶ」ことに
楽しみを感じています。

だから、
店舗に売れる売れ筋の少数種類の商品を
集めるだけではお客さんは集まりません。

選ぶ楽しみがないからですね。

このようなことがあるので、店舗では、
売れないとわかっている商品であっても
豊富な品揃えを演出するため
見せ筋商品としての品揃えをしているのです。

今後、イオングループでは「安さ」から
「品質」に重点をおいて商品展開をする
とのことです。

この戦略展開の結果、販売目標に満たない商品は
撤廃されることになるとのことです。

イオングループにはイオンだけでなく、
ダイエーなど他の業態も入っているため、
その影響は大きいく、経営判断は
難しいものになるでしょうね。

 

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