北海道新幹線 停車駅から宇都宮が外れる


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北海道新幹線

今年の春は北陸新幹線の開業し、
来年の3月には北海道新幹線が開業します。

この北海道新幹線の開業に伴い、
関係者は宇都宮への停車を要望を続けていました。

しかし9月9日、JR東日本とJR北海道が
北海道新幹線の停車駅から宇都宮を外す方針
であることが伝えられました。

宇都宮が停車駅から外れた理由

宇都宮駅が北海道新幹線の停車駅から外れた理由は、
以下のとおりです。

宇都宮から新幹線を利用するのは、
大半が東京へ向かう人たちであり、
北海道に向かう人はそれほど多くなく、
新幹線が停車しても利用者は伸びない
と判断したもようです。

新幹線だけでなく、
リニアモーターカーなども同じですが、
関係自治体からすると観光客を引き寄せたり
企業誘致の面からも招致活動が積極的に行われます。

特に新幹線の場合は、新幹線の停車により
人の流れが大きく変わるため必死です。

しかし、ビジネスという面で考えると、
今回のJR各社の判断を責めることはできません。

ビジネス視点で考えてみる

公共交通機関とはいっても、
JR東日本もJR北海道も民間企業です。

民間企業である限り利益が求められます。

駅を作るにも多くの設備投資が必要であること、
その投資資金を営業活動で回収しなければ
ならないことを考えると、利用客が少ないと
赤字ということになります。

そして、新幹線及びリニアモーターカーも
高速鉄道として短時間で乗客を運ぶことを
使命にしています。

停車駅が増えるということは、
運行時間が伸びるということのなりますので、
要望があるからといって、採用するわけにも
いかないでしょう。

リニアモーターカーの停車駅についても
新聞紙上を賑わせていますが、
自治体の要望を全てを聞いていたら
なんのためのリニアモーターカーなのか
わからなくなるほど多くの野駅に
停車しなければなりません。

関係自治体からすると、
新幹線やリニアモーターカー開通を良い機会
にして人を呼び込みたいことと思いますが、
合理的な判断がなされることは
ある意味仕方がないと思います。

自分が経営者としてビジネスを行うという
つもりで考え、「自分ならどうしたいか」
という視点でみてみる今までと違う発想が
生まれるかもしれませんね。

 

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