日本シリーズ 広島カープ対日本ハム やっぱりキーマンは大谷翔平でしょうね
セパ両リーグともリーグ優勝チームが勝ち上がり
個人的には良かったなと思っています。
だって、やっぱり優勝チームに日本シリーズを
闘って欲しいからですね。
特に優勝チームと2位、3位のゲーム差が大量だった場合、
優勝できなかったチームからすると敗者復活的な意味で
盛り上がるのかもしれませんが、なんかモヤモヤが残ります。
でも、今年は両チームともリーグ優勝チームなので、
スッキリと日本シリーズを迎えることができそうです。
CSの闘い
【セリーグ】
今年のセリーグのCSで大活躍だったのは、
今さら説明するまでもない田中広輔選手です。
引用元:http://carp-history.com/player/tanaka-kousuke/
脅威の高打率8割8分2厘。
12打数10安打と大当たりでした。
ただ、ちょっと気になるのが黒田投手でしょうか?
引用元:http://www.hb-nippon.com/news/36-hb-bsinfo/22965-pinfo20151114001
本人が一番悔しいと思いますが、
思うような投球が出来なかったですね。
ただ、今シーズン日米通算200勝を達成し、
選手として始めて優勝を体験することが出来ました。
そして、今シーズン限りでの引退を10/18に発表しました。
本人だけでなく、選手、家族、球団関係者、ファン、
多くの人がに日本シリーズでの活躍が
花道になることを祈っているでしょう。
また、今の広島カープは本当に強い!
広島黄金期の捕手達川さん曰く、
今のカープが一番強いとのことです。
ミスター赤ヘルと言われた山本浩二さんや
衣笠祥雄さん、北別府投手がいた時代より
強いというのですから本当かと。
更に、別記事でもお伝えしましたが、
昔と較べてファン層は確実に増えましたね。
カープ女子をはじめとするカープファンは
今や全国区です。
今年のシーズンで活躍した広島の看板選手となった、
1番田中、2番菊池、3番丸、5番鈴木の各選手も
日本シリーズでの活躍が期待されます。
こうやってみてみると、
広島カープは本当に良いチームになりましたね。
【パリーグ】
今年のパリーグCSで活躍した選手と言えば、
まずはMVPになった中田翔選手ですが、
大谷翔平選手も忘れてはいけません。
引用元:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/09/kiji/K20141009009072080.html
シリーズ初戦では圧巻の投球で勝利投手となり、
その後は打者として出場。
そして、第6戦では打者として出場しておきながら
最後は優勝を決める抑えとして160キロ超え連発で、
更には165キロを記録してしまうのですから恐れいります。
パリーグのCSは大谷で始まり
大谷で終わったようなシリーズでした。
日本ハムもダルビッシュが抜けたあと、
Bクラスに転落するなど苦しいシーズンを経て、
2016年シーズは見事にパリーグ覇者となりました。
オールスター前の6月末時点では誰もが
「今年のパリーグはソフトバンクだろう」
と思っていましたからね。
何と言っても首位ホークスと2位の差が
1.5ゲーム開いているのですから、
本当に奇跡のような優勝です。
10年以上前にジャイアンツが行った
メイクドラマそのものですね。
CSに関しては、シーズン中は思ったような
活躍ができず悔しい思いをしてきた
主砲の中田翔選手が復調しました。
日本シリーズを考えた場合、中田選手の復調は
日本ハムとしては嬉しい材料でしょう。
3番大谷、4番中田、5番田中のクリンナップと、
大谷が打者として3番に入ることで、
下位打線の先頭にレアードを持ってこれる
打線は破壊力があります。
他にも、西川選手、陽選手、大野選手、中島選手など
良い選手が多いのも今年の日本ハムには
日本シリーズでの優勝が期待できますね。
黒田投手と新井選手のリーダーシップ
今年の広島カープの優勝は、
黒田投手と新井選手のベテラン二人の
リーダーシップなくして実現しなかったでしょう。
このお二人が「ベテランと若手」「投手と野手」の
コミュニケーションが取れるように配慮し、
積極的に話しかけるなどすることでチームとしての
まとまりが生まれたはずです。
この二人のベテランは広島から一旦は他球団に移り
良いことも悪いことも経験しています。
だからこそ、より広島カープを応援してくれる
ファンの有り難みを感じているように感じます。
サラリーマンとして働いている方だとわかると
思いますが、会社というのはリーダーシップを
取れる人がいるのかいないのかで大きく変わります。
リーダーシップといっても、一人よがりで
ワンマンだと一時的に良い結果が出たとしても
無理した状況の中での結果なので、
一瞬で悪くなります。
間違ったリーダーシップがセリーグの●日ですね。
良い結果を出している会社や部署は例外なく、
良いリーダーシップを発揮する上司や経営者がいます。
その人達は部下を脅して動かすのではなく、
自発的に積極的に動くような雰囲気やムード
を作っています。
今年の広島カープはまさしくこの状況だったのでは
ないでしょうか?
そして、本日(10/18)黒田投手が今シーズン限りでの
引退を発表しました。
この黒田投手の引退発表が若手主体のチームに
「黒田さんを胴上げ投手にするぞ!」と
優勝に向けて士気を高めるのではないでしょうか?
栗山監督の采配
日本ハムに関しては、11.5ゲーム差を跳ね返した
選手たちが素晴らしいのは当然として、
チームの責任者である栗山監督の采配が
素晴らしかった思います。
というのも、大谷投手の昨年までの二刀流を
進化させ、リアル二刀流として1試合で投手と
野手を同時にさせる決断が素晴らしいと思うからです。
大谷選手は二刀流を条件に日本ハムに入団した
ような背景があります。
しかし、入団からこれまで1年1年、大谷選手の
状況を観察しながら出来る範囲での二刀流挑戦
を実現させる決断は勇気のいる決断だったと思います。
そして、2016年シーズンは6月末までに首位
ソフトバンクに11.5ゲームを離され、
今シーズンも終わりとさえ思わせるような状態。
しかし、オールスター前の大谷投手の怪我から
野手として得点源としての立場を優先させる
決断から二ヶ月後には首位の座を奪いかえす
という偉業を成し遂げます。
そして、シーズン終盤の一番大事な場面で
大谷選手の投手復帰を決断。
それも、リアル二刀流です。
この采配も見事決まりCSを勝ち抜き、
日本シリーズ進出です。
球界OBがこぞって「大谷選手は投手に専念させるべきだ」
という意見に負けずに信念を持った選手育成と采配は
見事と言わざる得ません。
二刀流の大谷翔平
2016年シーズンの大谷選手の活躍は
今さら詳しく説明する必要はないほどです。
投手としての成績は10勝。
それも、7月以降はほとんど野手に専念しての
成績ですから素晴らしいですね。
また、打者としては主に3番を打ち、
規定打席に到達していなくても22本塁打、
103安打と本当に素晴らしい成績です。
球界OBの中でも二刀流を頑なに反対していた
野村さんや張本さんでさえ今シーズンの活躍
をみて、二刀流やむなしと言わしめました。
これから始まる日本シリーズでは、
初戦または2試合目の先発が予測されています。
しかし、栗山監督は
「日本シリーズで先発はしなくても良い」
と大谷投手に伝えている模様です。
栗山監督の中では、投手に関しては
目処がついたので大谷選手には
中軸打者として打撃に専念して欲しい
ということでしょうか?
どちらにせよ、日本ハムが日本シリーズで
優勝するためには大谷選手の活躍が不可欠
ということだけは明らかでしょう。
あとがき
今回の記事は今週末から始まるプロ野球
日本シリーズをテーマにしました。
記事の途中でリーダーシップと決断の話をしました。
これって、自分一人でビジネスをする時も同じです。
たとえ、自分一人でビジネスをしていても
決断する場面は多く、タイムリーな決断が
必要になります。
また、リーダーシップについては、
自分自身を引っ張るということと
外注さんに仕事をお願いしている場合は
お願いしたことを忠実に実践してもらう
ためにメールなどでもリーダーシップは
重要になります。
外注さんといっても人間なので、
「お金を支払っているからやって当然」
という態度では長続きしません。
外注さんとの関係を作るのにも時間が必要です。
しかし、毎回違う外注さんに仕事を頼んでいると
指導するだけでヘトヘトになります。
だから常に外注さんとの関係を良好に保ち、
気持ちよく働いて貰える環境づくりが
必要となってきます。
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