広告とは?(広告主、非人的媒体、有料)
「広告とはなにか」を説明させて頂きます。
広告とは?
広告に関しては、フィリップ・コトラーさんは、
次のように定義されています。
明示された広告主によるアイディア、財、サービス
に関する非人的な提示とプロモーションで、しかも
有料形態をとるもの。
上記の中から重要なキーワードを抜き出すと
次の3つにまとめられます。
(1)広告主が明示されている
(2)非人的な媒体を用いる
(3)有料
つまり、広告主がいて、その広告主に
紹介や告知したい商品やサービスがある場合、
お金を払って、人以外の媒体を用いて宣伝
してもらうことを広告という。
広告媒体
では、具体的は広告媒体を見てみましょう。
広告媒体にはいろいろなものがありますが、
以前からあるものと、最近10年ほどで
増えてきたものにわけてご紹介します。
【従来からある媒体】
- テレビ
- ラジオ
- 雑誌
- 新聞
- 看板
- DM(ダイレクトメール)
等
【最近10年で増えてきた媒体】
- Webページ
- ブログ
- メルマガ
等
どちらも共通しているのは、
多くの人の目触れる媒体にやアクセスが集まる媒体
ということです。
特に、Webページ、ブログ、メルマガ、Facebook
などでは、広告媒体として考えていなくても、
「広告主からの要望がきっかけで広告を貼ることになった」
ということも珍しくありません。
それほど、有料でお金を払っても、
多くの人やアクセスが集まるところに
広告を貼ったり流したりすることで、
広告効果があるということです。
このように考えると、
テレビやラジオの番組は広告主であるスポンサー
がいるから成り立っており、雑誌にしても、
大量の広告ページがあるのも
納得できるのではないでしょうか?
最後に、広告にはもう一つのくくりとして
「製品広告」と「制度広告」について
ご紹介しておきます。
製品広告と制度広告
「製品広告」が、特定ブランドを対象とした広告
であるのに対し、
「制度広告」は、広告主を訴求した広告
です。
実際のテレビCMを思い出して頂くと理解しやすい
と思います。
特定の商品ブランドや商品を対象としているのが
「製品広告」です。
特定の商品ブランドや商品ではなく、
企業そのものを対象とした広告が
「制度広告」といいます。
企業イメージの向上を狙う場合は、
「制度広告」が採用されるということですね。
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