就活 内定率が8月15日現在70.6% その先に待つものとは?


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就活

リクルートキャリアから新卒採用に関して、
次のような発表がありました。

2015年就活の内定率(8月1日現在)

8月15日現在、1社以上から内定を得た学生が
全体の70.6%に達しているということです。

今年は、昨年までとは異なり、
採用面接の解禁日が8月1日と例年より
遅くなったことにより、新聞等では、
「遅すぎる」との意見が多く出ていました。

蓋を開けてみると、予想通りというか、
どうも解禁日以外に合否を発表していたようです。

「やっぱり!」

という感じですね。

バブル時期によく似た就職活動状況

私はバブル最後期に就職活動でしたので、
今年の就活生と良く似た環境を経験しています。

その当時も、会社説明会に参加しただけで、
「合格」が言い渡され、他社の面接を受けない
ように言われたことを思い出します。


それと同時に、
学校名による差別が凄かったという話を
聞いたことを思い出しました。

表立っての会社説明会や面接とは別に、
有名大学だけを集めて採用面接を
行っているのです。

それでいて、オフィシャルな会社説明会や
採用面接も行うものの、初めから採用する
つもりはないというもの。

中堅大学の学生が企業側に質問し、

「なんのために閑閑同立があると思ってんねん」

との返答が返ってきたとのこと。


関東だったら「日東駒専」が該当するのでしょうか。


中堅大学から面接に臨んだ学生は
初めから不採用にするつもりで、
ある意味「掘り出し物」目当ての面接
だったようです。

企業側が優秀な学生を欲しいのはわかります。

しかし、企業側は学生を採用する時点から
ルール無視の活動を行っていることになりますね。

そんなんで、社員教育は大丈夫なのでしょうか?

「ルールを守れ!」といわれても

「お前がいうか」と言いたくなりますね。


そのような企業に入社した学生さんは、
入社した途端、ルールも守れない人財に
育っていくのではないかと心配になります。

なぜなら、

企業には立派な「企業文化」があるからで、
企業文化は継承されるからです。

就職活動は生き物


就職環境はある意味生物です。

企業業績や景気動向に大きく左右されます。

今年は学生側の超売り手市場ですが、
来年はどうなっているかわかりません。

この20年間をみても、
1年前は超売り手市場でも翌年には超買い手市場になり、
有名大学の学生すら就職できないことも珍しくありません。

また、正社員になることができず、
非正規社員を余儀なくされた学生さんも
多く存在します。

現在、大きな問題になっている
非正規社員問題ですね。

起業もひとつの選択肢


超買い手市場になってしまった場合、
「もうダメだ!」と諦めるのではなく、

この機会を活かす意味でも、
ご自身でビジネスをはじめることも
ひとつの選択肢だと思います。


無理してブラック企業で働くより、
ブラック企業で頑張れるだけの根性があれば
自分の力で稼げるようになると思うのは、
私だけでしょうか?

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