独自ドメインをHTMLサイトで運営するメリット
独自ドメインを使って自分のホームページを運用する際、昔ながらのHTMLサイトで運用する場合もあれば、最近取り組む人が多くなっているWordPressで運用する場合があると思います。
この記事では、独自ドメインを「HTMLサイト」で運用する場合のメリットについてご紹介します。
独自ドメインのおさらい
独自ドメインとは
- ●●.com
- ▲▲.co.jp
- ■■.net
など、を指します。
例えば、上記の「●●.com」の独自ドメインを取得した場合、「●●.com」は世界でひとつだけ存在することになります。
しかし、「com」が「net」に変わる場合などは、「●●.com」と「●●.net」は別ものですので、どちらも存在することになります。
このように、独自ドメインは世界で一つだけのドメインということです。
WordPressの特徴
WordPressはどのようなものかを説明する時、一番イメージしやすいのは、「無料ブログを自分で運用する」ようなものということです。
例えば、アメブロでブログを開設するには、アメブロで無料会員登録を行い、アメブロ内で重複しないようなアカウント名を登録することで、アメブロ内でブログ領域が確保され、記事を投稿することができようになります。
この場合は、ブログ開設者はアメブロにブログシステムを借りているようなものです。
http://ameblo.jp/アカウント/
※ 上記の「アカウント」の部分が他人と重複しないように登録します。
ただ、無料で借りているため、いつサービスの提供が停止されるかわかりません。
万が一、サービスの提供が停止されれば、いくらアクセスが集まるブログだったり、稼げるブログだったとしても、問答無用で使えなくなります。
しかし、WordPressは無料で、自分のサーバーに導入するブログシステムのようなものです。
自分自身のブログシステムなので、ドメインを契約解除したり、システムを削除しない限りは誰からもサービス停止が宣告されることはありません。
記事の投稿についても無料ブログで行っている以上に効率の良い環境が用意されています。
記事投稿についても、記事の投稿ボタンを押すと即時に記事は公開されますので、操作が楽です。
総じて、WordPressは無料の独自ブログシステムでありながら、操作性が良く、難しくないとうのが大きな特徴です。
HTMLサイトの特徴
WordPressの特徴の中で、「WordPressは無料の独自ブログシステムでありながら、操作性が良く、難しくない」と説明しました。
一方のHTMLサイトはどうかというと、WordPressのようなシステムは存在せず、広い土地に毎回家を建てるようなものです。
WordPressをマンションの1室とし、マンションの1室の内装や家具が記事だとすると、記事投稿は1室だけが行われます。
しかし、HTMLサイトでは毎回広い土地に家を建て、家財道具を搬入するようなものです。
記事の投稿についても、1つの記事だけが投稿されるのではなく、今までに投稿されている記事も含めて全ての記事が投稿されていると思って頂く良いです。
ただ、過去の記事も投稿されてしまうので、間違って過去の記事を修正してしまったり、デザインを修正してしまっては大変です。
だから、出来るだけシステムで行っているような環境を作るためにホームページビルダーのようなシステムが販売されています。
ただ、これらのシステムはパソコン内で、擬似的に一戸建て住宅をつくり、記事投稿の際は、一戸建て住宅ごと空き地に運んで設置するようなものです。
独自ドメインをHTMLサイトで運用するメリット
ここまでの説明を聞くと、独自ドメインをHTMLサイトで運営するメリットは無いように感じたと思います。
しかし、次のような場合にはHTMLサイトで独自ドメインを運用するメリットがあります。
- サイトに投稿する記事数が少ない場合
- 一気に複数の記事を投稿したい場合
- HTML言語を良くわかっており独自でメンテしたい場合
- バックアップを容易に取りたい場合
WordPressの場合は、システムのため、1記事づつ投稿する場合は操作性が良いように作られています。
しかし、投稿する記事少なく、例え1記事だけ投稿予定であっても、WordPressというシステムを構築(レンタルサーバーに導入)する必要があり、テーマの設定やプラグインの設定などの各種設定が必要になります。
また、記事を投稿する場合に1記事づつではなく、一度に100記事や20記事などまとまった数の記事を投稿したい場合でも、記事の数だけ操作する必要があります。
しかし、HTMLサイトであればそのような心配はありません。
なぜなら、HTMLサイトはシステムではなく、 1記事を投稿する場合であっても、サイトに関するすべての情報を置き換えるような仕組みになっているからです。
例えば1つのサイトを10記事記事以下のような小規模サイトを構築する際、いちいちWordPressの導入から行うのは面倒な場合があります。
また、外注さんを雇って記事を書いてもらった場合、一気に100記事投稿するというような場合も出てきます。
そのような時、WordPressであれば1記事ずつの記事投稿が必要になりますが、HTMLサイトなら一気に100記事投稿をすることが可能です。
まとめ
ここまでお伝えしたように、独自ドメインをHTMLサイトで運用する場合、小規模サイトを量産する場合や、一気に多くの記事を投稿する場合はワードプレスよりHTMLサイトで構築する方が効率よく行うことができます。
ご自身の目的に応じて使い分けると良いかと思います。
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