アドセンスと楽天アフィリエイトの併用が許される条件とは?
アフィリエイトを実践していると、1つの広告だけではなく複数の広告を貼りたくなるものです。
なぜなら、報酬が得られる窓口であるキャッシュポイントが増えるからですね。
しかし、アフィリエイトプログラムには規約により制限が設けられており、この規約を無視して広告を貼る事は出来ません。
この記事では、 規約を中心にアドセンス広告と楽天アフィリエイトの併用をテーマに話を進めていきます。
広告主の不利益を避ける
アフィリエイトというビジネスは、広告抜きでは成り立たいないビジネスです。
なぜなら、アフィリエイターは、広告を扱っているASPからアフィリエイトリンクを取得して、自身が運営するブログであったりサイトに貼り付け、広告がクリックされたり、商品が売れた場合にアフィリエイト報酬を得ます。
一方広告主は、売り上げを増やす目的で広告を出しています。
広告主の側から見た場合、広告のイメージを損なう行為があると、何のための広告なのかがわからなくなります。
特にアドセンスの場合は、広告がクリックされる度に広告費を支払わなければならないため、商品に興味のない人に広告をクリックされると広告費は無駄金となってしまいます。
そのためアドセンスも楽天アフィリエイトも広告主が不利益を被らないように規約を設けているのです。
今回のテーマであるアドセンスと楽天アフィリエイトの併用も、「広告主の不利益を避ける」という面から見ていくことが必要になります。
アドセンスの代表的なな禁止事項
アドセンスの代表的な禁止事項には次のような項目があります。
- 偶発的クリックの回避
- 適切な広告配置
(1)偶発的クリックの回避
偶発的なクリックの回避とは、ブログやサイトに訪れた読者さんが意図的に広告をクリックするのではなく、間違ってクリックするようなシチュエーションを作ってはならないということです。
というのも、アドセンス報酬は広告がリックされるごとに発生します。
より多くのアドセンス報酬を得たいがために悪意のあるアフィリエイターは、意図的に読者さんが間違ったクリックを誘発するような広告配置を行ったりします。
既に述べたように、広告主側からすると広告商品に興味のない読者さんに広告を見てもらっても売り上げにはつながらないので、広告費を支払う意味がありません。
こうなっては広告主としてのメリットがなくなるため、グーグルに広告出稿を依頼する意味がなくなってしまいます。
このような状況になってはグーグルの売り上げが減ってしまうため、規約により偶発的なクリックを禁止しています。
(2)適切な広告配置
適切な広告配置についても、広告の数は決められており、さらに広告と画像が並んだ配置についても禁止されています。
これは読者さんが「画像だと思ってクリックしたものが広告だった」とゆうことを避けるためです。
普通読者さんは、ブログのに広告が貼ってあることを意識していません。
だから記事中に画像をが貼られている場合、大きな画像を確認するつもりで画像をクリックしたものの、大きな画像ではなく、商品の販売ページが表示されると不快な気分になります。
この場合も、広告主はアドセンス報酬を支払った上で商品やサービスの売り上げには全く貢献しないことになります。
楽天アフィリエイトの代表的な禁止事項
先程の項目でアドセンスの主な禁止事項を確認しましたが、楽天アフィリエイトについても同様なことが言えます。
楽天アフィリエイトの広告は、特定の商品を購入してもらうことが目的というより、読者さんを楽天市場に集客することを目的としています。
だから、アドセンス同様、楽天アフィリエイトの広告をクリックすることにより、楽天市場に読者さんを誘導するために広告費を支払っています。
しかし、読者さんが広告に全く興味がないにもかかわらず、楽天市場に誘導された場合、どのような気持ちになるでしょうか?
不快な気分になるのではないでしょうか。
最近では規約が厳しいためになくなりましたが、数年前には広告とは全く関係のない画像を記事中に貼り付け、画像をクリックすると、楽天市場に誘導される、というような細工がよく見かけられました。
このような仕組みを使って楽天アフィリエイトで稼ぐアフィリエイター増え、そのためのノウハウも販売されているような時代もありました。
しかし、このような行為も、広告主側から見ると迷惑でしかない行為ですので、今では規約で厳しく禁じられています。
アドセンスと楽天アフィリエイトの併用は?
ここまでアドセンスと楽天アフィリエイトの規約を確認してきましたが、両方に共通しているのは、広告主の不利益になるような行為を禁止しているということです。
この禁止事項の中でも、間違って行いがちなのが「報告と画像を並べて配置してしまう」という行為です。
結論から言うと、アドセンス規約と楽天アフィリエイト規約を守っていれば併用は可能です。
その中でも特に気をつけて頂きたいのが、先ほどもお伝えしたアドセンス広告と楽天広告を離すということです。
たとえ意図的な行為でなくても、グーグルや楽天アフィリエイトから規約違反を指摘するメールが届いた場合には速やかに対処しましょう。
このメールに気付くのが遅れた場合、アドセンス及び楽天アフィリエイトのアカウントが停止されたり、未払いの報酬が凍結されたりという罰則が課せられるかもしれないので気をつけましょう。
まとめ
今回のテーマは、「アドセンスと楽天アフィリエイトの併用」でした。
以前のアドセンスは、アドセンス広告を貼っているブログやサイトに他の広告を貼る事は禁止されていたとのことです。
しかし、現在は規約違反さえ犯さなければアドセンス広告と他の広告の併用が可能となっています。
2つの広告をブログやサイトに貼ることでキャッシュポイントが2つになり報酬を得られる機会も増えます。
しかし、規約違反を犯してしまえばアカウント停止や報酬の凍結などの罰則が課されるのでそれぞれの規約にはよく目を通しよく確認しておきましょう。
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