問いかけを変えれば答えも変わる


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問いを変えれば答えも変わる

「問いかけを変えれば答えも変わる」というテーマで話を進めていきます。

 

問いかけ

問かけとは、「質問」のことです。

  • それは何という意味ですか?
  • なぜ、それを購入したのですか?
  • それを選んだ理由はなんですか?

などですね。


では、「質問は何のために」するのでしょうか?

質問は何のためにするのか?

質問をする理由ですが、
次のようなことが考えられます。

  • わからないことをしるため
  • ほしい情報を引き出すため
  • まとまっていない考えを整理するため、また引き出すため


質問といっても、

  • ピンポイントでの質問
  • 漠然とした質問

など、質問にもレベルがあり、
質問のレベルにより回答のレベルも決まってきます。

回答する側は、質問された内容について回答を考えるので、
質問の質で回答の質も変わるといえます。

例えば、
次のような状況に陥った場合、
問題点を解消するために
自分に対してどのような質問をしますか?

「遅いエレベータ」に住民からの苦情がありました。
あなたなら、どうしますか?

単純に考えると、
「エレベータが遅いという苦情」を解決する方法として、
「どうすればエレベータを早くできるか」という
質問をしてしまうと思います。

しかし、
エレベータを早くするには新たな設備投資が必要になり、
多くの資金が必要になります。

住民からの苦情を解消する他の方法はないのでしょうか?

この事例ですが、実話ということで、このマンションの
オーナーは次のようにして問題を解決したとのことです。

その方法とは、
「エレベータ前に鏡を設置した」です。

この対策により苦情はなくなったとのこと。

マンションのオーナーは、
住民が苦情を言ってくる真の理由を次のように考えたそうです。

住民はエレベータが遅いことそのものではなく、
待ち時間に対して苛立っていると解釈。

それなら、
「待ち時間を苦痛ではなくせば良いのでは?」
と考えたそうです。

このように自分に対する問いを変えたことで、
最小限の投資で問題を解決することにつながりました。

何か問題が発生した場合には、
単純に考えることも必要ですが、
「問題の本質は何なのか」
に焦点をあてて問うことで、
違った回答が生まれるかもしれません。

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