社会人「自己啓発編(中小企業診断士受験:合格までの道のり)」


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中小企業診断士受験:合格までの道のり

いよいよ「中小企業診断士」試験のスタートです。

通信教育は挫折しました。

しかし、1年後やっと予備校へ通う事に対する

  • 20万円以上の金銭的投資
  • プライベート時間の時間的投資

の大きな投資への覚悟ができました。

結局、ここから3年に及ぶ予備校生活の始まりでした。

予備校に通い始め、生活は一変しました。

独学や通信教育だと自分のペースで勉強をしますが、

予備校では受験までのカリキュラムきっちりと決まっています。

私が通っていた予備校は「アウトプット」式の予備校でした。

「アウトプット式?」

普通、ある範囲に対する講義を行った後、
「章ごとに確認テストなどを行う」
とうパターンが多いと思います。

「アウトプット式」とは、

1.毎週、次回のテスト範囲が告げられます。

2.生徒は、次回のテスト範囲を自習します。

3.翌週の予備校では、まず「試験」を受けます。

4.「試験」を受けた後、試験範囲の講義が行われます。

何が「従来式」と「アウトプット式」の違いかというと、

まず、自主的に試験範囲の「予習」を行ったのち
「試験」を受けるところです。

試験範囲を「予習」することろがミソです。

まず、試験対策として「予習」を行うので、
自分自身で良く考えた上で試験を受けることになります。

試験対策としての「予習」を行い試験を受けることで、
試験後の講義の内容が頭に入ってきやすくなります。

問題意識を持った状態で講義を受けることになるのでしょうね。

毎回の予備校の講義が真剣勝負のようで、
余計な事を考えることなく
予備校のカリキュラムを信じで学習を
進めることに集中できました。

この「カリキュラムを信じで」という所は非常に重要です。

カリキュラムを信じて学習を進められなければ、
予備校に通う意味はないのと同じだからです。

「中小企業診断士試験」は
「一次試験」と「二次試験」があり、
両方とも合格したのち、2週間に及ぶ実務実習を体験し、
やっと合格となります。

まずは「一次試験」対策が重要です。

「一次試験」とは、インプットベースの試験で、
経営コンサルティングを行う上で必要な基礎知識を問う試験です。

一方、

「二次試験」はアウトプットベースの試験で、
ケーススタディーで、紙上コンサルを行う試験です。

この「二次試験」は凄く難しい反面、
「貴重な体験」が出来たと思っています。

まさに「財産」だからです。

「経営目的」を達成するための「戦略立案」。

「戦略」に基づく具体策となる「事業計画立案」。

経営層から従業員層まで一貫した設計図を描く力が付くのです。

この力ですが、思っているよりも強力です。

合格後既に10年以上が経過し、
いろいろな方(会社の上司)を見て来ましたが、
管理職や役員だといってもこの力を身に着けている人は
そんなに多くないと思っています。

それほど、一人で会社全体を見渡し、
経営計画を設計できる人は少ないのです。

※ ただ、計画が立案できるのと
  実践させる事ができるのかは別です。

  リーダーシップやマネジメント力など
  人間面での力の有無に影響されるからです。

結局、

「一次試験:1回」

「二次試験:3回」

3年間、約100万円程度の投資の結果、

「中小企業診断士試験」をクリアーする事ができました。

この資格試験へのトライを通じて、

スキル向上につながったことはもとより、
予備校や勉強会を通じて、
年齢や経歴の異なる社外の向上心の高い方々と知り合い、
試験の合格後も交流が続いていることです。

また、

  • 勉強のやり方がわからない
  • 勉強の楽しさがわからない

といった悩みも解消されました。

自主的な興味から行う勉強は楽しく、
工夫することの楽しさがわかりました。

ただ、勉強というインプットだけでなく、

勉強した内容を実践するというアウトプットが
更に重要だという教訓を体験することになったのですが(笑)

 

続き(中小企業診断士受験:挫折と再起)はこちらから

 

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