刈谷ハイウェイオアシスから学ぶ


特集-スパイラルビジネス 特集-転職
特集-起業 特集-資格取得
特集-マインド 特集-マーケティング

 


刈谷ハイウェイオアシス

テーマパークといえば、
どのテーマパークを思い浮かべますか?

  • ディズニーランド
  • USJ

は1位、2位で不動ですね。

この記事では3位のテーマパークに注目します。

大きな施設でもないにもかかわらず、
なぜ人気なのか?

その努力から学んでみたいと思います。

最新設備が全てじゃない

連休といえば、東京ディズニーランド(TDL)や
ユニバーサル・スタジオジャーパン(USJ)が
2強なのは多くの方が認識していることですね。

しかし、この巨人だちに迫るような
動員をした施設があるのご存知でしょうか?

TDLには及ばないもののUSJに迫る
全国3位の観客動員をほこる施設があります。

6日の報道ステーションでも紹介されていましたので、
ご存じの方もいらっしゃると思います。

知る人ぞ知る施設。

それが、「刈谷ハイウェイオアシス」。

ご存知でしたか?

私も先日知ったばかりで、今まで知りませんでした。

実は、数年前からこの現象は存在していたみたいです。


「刈谷ハイウェイオアシスって?」

「いったい、どこにあるの?」

「どんなアトラクションがあるの?」

など、興味がわくところだと思います。

それほど、大きくない施設というと、
私が住んでいる大阪にも「ひらかたパーク(ひらパー)」
があります。

大手のように、資金力がないので、
大型のアトラクションなんてありません。

しかし、独自の企業努力で集客し頑張っています。
(私も、小学生の時はよく行きましたよ)


では、「刈谷ハイウェイオアシス」というと
いうまでもなく、「ひらパー」型です。

「刈谷ハイウェイオアシス」には
大型のアトラクションなんて全く存在しません。

しかし、ものすごい人が訪れます。

多くの観客を動員できる理由

派手なアトラクションもないのに

「なぜ多くの観客を動員できるのでしょうか?」

理由があるはずですね。

ちょっとの間だけ考えて見てください。




考えて頂けましたか?

はい、では「刈谷ハイウェイオアシス」の
特徴の一部をご紹介します。

  • ほとんどの乗り物が1回100円と安い。(観覧車だけ1回600円)
  • 乗り物は小学校低学年をターゲットにしたものがほとんど。(昔の百貨店の屋上にあったようなもの)
  • 食べ物の持ち込みOK
  • 持ち込んだ食べ物を食べる場所が用意されている
  • 温泉施設が設置されている
  • 地場の野菜などが割安で購入できる施設がある
  • 女性用トイレが高級ホテル並

など


「どうですか?」

「なんとなく、理由がわかってきたでしょうか?」

求めるものが違う

先ほどの箇条書き一覧をみる限り、
TDLやUSJに行く人たちが求めているものとは
かけ離れていることが分かると思います。

どちらかというと、TDLやUSJではなく、
小さい子供を連れて行く親が、

安全」「安心」「安価」で楽しめ、

それでいて、

「子供も楽しい」施設になっています。

この事例は、ビジネスの大小に関係なく、
ビジネスを行う方に非常に参考になるものです。

アフィリエイトもそうですが、
ビジネスにはライバルがつきものです。

そのライバルに勝たなければなりません。

しかし、はじめからライバルがいない
それでいて、ニーズのある場所を
見つけることが出来れば競争は関係ありません。

そう、「刈谷ハイウェイオアシス」は
見事にTDLやUSJとは競争にならない、

  • TDLやUSJに行くにはまだ早い低年齢の子供を持つ親をターゲットにし、
  • 安価で楽しむことができる乗り物を用意し(安く中古を購入できたり、閉園したものを無料で譲ってもらうことも可能)
  • 家族がゆったりとくつろげるスペースを 用意することで1日をゆったり過ごせ
  • 帰りには地元の食材を安価に購入でき、
  • 一日の疲れを癒やす温泉施設

これらを用意することで、
子供を連れた親からすると、
一日楽しんだ上に、買い物やお風呂の
一箇所で済ますことができます。

買い物施設や温泉施設も
ターゲットを明確に設定してから
逆算で掘り下げていった結果
必要だと判断して用意したのであれば、
すばらしいですね。

まさしく、「戦略の勝利」と
言えるのではないでしょうか?

「戦略」を立案するには、
戦略を裏付けるデータ(事実)が必要です。

そのデータを集める手段が「リサーチ」です。

アフィリエイトなどネットビジネスに
取り組む場合もリサーチは重要です。

今回の事例のように、需要はあるのに、
なるべくライバルがいないところを
見つけるためです。

リサーチは非常に重要なので、
手を抜かずに取り組みましょう。
 

コメントを残す

このページの先頭へ